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カテゴリー「文化・芸術」の95件の記事

2021年10月23日 (土)

最近の水彩画

最近制作した水彩画の話をしますね。

いまは、大作の準備段階です。

前にいた町では寒すぎて、その場でスケッチがなかなかできず、写真を車内からとったりしていました。短い夏は忙しすぎて、スケッチがなかなかできませんでした。

キャットがやってきてからは、キャットの安全を考えるとおちおちスケッチなどしておれず、やっぱり写真に頼ってしまいました。

そんな風にして、写真と記憶といくつかのクロッキーから、現在、作品を制作しています。

いつか大作を制作できるようになりたいものです。大きな作品はテーマとかテクニックの配分とか材料とかきちんと考えていかないといけないので、心の平安が大事だと思います。コロナ禍で、せわしない気持ちでいるので、なかなか大作に向かう勇気が出ません。

ということで、今は、大作の前の習作の時期です。

上は、滝のある光景です。

下は、その滝の落ちた先、川の様子です。

やっぱり、滝のある風景のほうがインパクトがありますね。でも、川の様子も、大作にして、きちんと仕事をすると、かなり思索的できれいになるはずです。

Dsc03322

Dsc03313

そうそう、キャットとの会話を思い出したので、ここに、ちょっとメモしておきますね。

上の滝の絵をかいていた時です。参考にしていた写真がそばにありました。


キャット:「お母さんの絵は、写真に似ていない。落書きみたいだよ。」
私:「絵だもの。写真が好きなら、それでいいと思うなあ。写真だって、好きなように加工できるんだよ。コンピューターでできるよ。」
写真と私の絵を見比べながら、キャット:「お母さんの絵の滝、水に見えないよ。」
私:「写真を触ってごらん。水に触れるかな。写真だと、水だ、滝だと思うだろうけれど、お母さんの絵だと水や滝に思えないって、そりゃそうだよ。だって、実際、水や滝はここ(紙)にはないし、私は水や滝を描きたいと思っているわけではないからね。そういえば、世の中には、写真そっくりに描かれた絵もあるんだよ。」

私:「どうして、実際にあったとおりに描かなきゃいけないんだろうね。私はキャットの紫色の空が好きだよ。確かにあり得ないけれど、でもも、きれいだもの。」
キャット:「青の色鉛筆の芯が折れて、削ったけれど、うまくいかなくて、紫色の色鉛筆を使ったんだよ。」

私:「なにはともあれ、作品はとてもいいよ。で、それが重要なんだと思う。」
結構前の写真(今年の春あたりだと思います)ですけれど、ゆきの寝姿です。ピンクの首輪があるので、どこに首があるのかわかります。
Dsc01289

最近だんだん寒くなってきました。ゆきが毛布にくるまって寝る時期がやってきそうです。

2013年7月 2日 (火)

6月中旬の庭とゆきと水彩画

忙しくて、大変でした。

半月ほど前の写真です。
アメリカナナカマドの花が咲きました。真っ白です♪

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薔薇につぼみが・・・でも、花にはならなかったようです。


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庭は茂り放題です。勿忘草と…?^^;

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下の写真はケマンソウ(タイツリソウ)ですね。今年も花のつきがあまりよくありませんでした。葉はかなり良く茂っています。

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勿忘草、このころが一番の盛りでした。

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ムスカリはおしまいのころです。三色すみれがなぜか…増えていました。


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下は最後のチューリップ、ダイアナでしょうか。

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ゆきです。狙っています。 (なにもいないのですが。)


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なにもいなくても、真剣です。

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もしかして、ハエかなにかが見えているのかもしれません…

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そうそう、クシネさんののんちゃんが出来上がりました。   
描くよりも、考える時間のほうが長かったという異例の作品です。(*^-^)
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2012年4月 2日 (月)

4月になりました。

エイプリルフールにかんれんして、フランス語では、「四月の魚」(ポワッソン・ダヴリル Poisson d'Avril)というのがあります。紙で作った魚を誰かの背中につけたりするとか、辞書で読みましたが…
このネタは来年にとっておこうかと思います。

ということで…4月の絵です。

Avril


En avril, ne te découvre pas d'un fil.「4月には一枚も脱ぐな」です。この文には、

En mai, fais ce qu'il te plaît, 「5月には好きなようにしなさい。」が続くのですが…

ということで、これはことわざです。

発音は
「アナヴリル・ヌ・トゥ・デクヴル・パ・ダン・フィル」くらいでしょうか。
文法的には…
単語、品詞名、「意味」 [発音]の順です。

En 前置詞 「において・で」 [アン]…ンは鼻母音ですが、日本人は上手に出来るほうだと思います♪
avril 普通名詞 「四月」 [アヴリル]
ne 副詞 「(pasと組み合わせて)~ない(否定文を作ります)」[ヌ]
te 二人称単数の代名詞の直接目的語 「あなた・きみ(を等)」 [トゥ]
découvre 動詞découvrirの命令法現在 「覆いを取る・露にする」 [デクヴル]
pas 副詞 「(neと組み合わせて)~ない(否定文を作ります)」 [パ]
d'=de 前置詞 「…の程度、…だけ」 [ドゥ]
un 冠詞 「ひとつの・一本の」 [アン]…ンは鼻母音ですが、日本人は上手に出来るほうだと思います♪
fil 普通名詞 「糸」 [フィル]

鼻母音は、あまり悩まないほうが無難のような気がします。
そういえば、日本語でも「鼻音」はあるんですよね…


ここから下は、メモなので、飛ばしてどうぞ
○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*
それから、d'(=de)のところは、「エリジヨン élision 」といいます。
辞書(ロワイヤル仏和辞典)によると、「母音字および無音のhで始まる語の前で、語末の母音字を省略すること」だそうです。省略した母音字の代わりに、アポストロフ(’)を置きます。
エリジヨンを起こす語は、原則として、つづり字上の単音節語およびqueの複合語で、省略される母音字は、la と si を除けば、すべてeです。
このエリジヨンは、説明するとかなり面倒なのですが、日本人は文法に強いせいか、それとも本能的に区別できるのか、実際に間違えるひとは少ないように思います。
ということで、エリジヨンの説明です…旺文社のロワイヤル仏和辞典第二版に拠っています。

「」に囲まれている言葉は意味、[]で囲まれているカタカナはだいたいの発音です。

■エリジヨンが行われる語

☆定冠詞 le と la が、「母音字および無音のhで始まる語」の前に置かれると、le、 laそれぞれの母音e、aが省略されて、どちらもl'と書かれます。l'となると、名詞が男性名詞なのか女性名詞なのか、覚えていないとわからなくなります…

le hôtel→ l'hôtel 「ホテル」 [ロテル」 hôtel 男性名詞
la école →l'école 「学校」 [レコール] école 女性名詞

☆人称代名詞

je 1人称単数主語 「私は」
me  1人称単数、(直接・間接)目的語「私を・私に」
te 2人称単数、(直接・間接)目的語「あなたを・あなたに」
se 再帰代名詞 3人称 (直接・間接)目的語 
le 3人称単数 (直接)目的語 男性「彼・それを」
la 3人称単数 (直接)目的語 女性「彼女・それを」

J'aime le chat. 「私は猫が好きです。」[ジェムルシャ]
Je t'aime.「私はあなたが好きです。」「ジュテーム」
Il m'a donné ce livre. 「彼が私にこの本をくれたのです。」[イルマドネスリーヴル]
Je te l'ai donné.「私はあなたにそれ(男性名詞)をあげました。」「ジュトゥレドネ」
Je te l'ai donnée.「私はあなたにそれ(女性名詞)をあげました。」「ジュトゥレドネ」
Les enfants qui s'aiment.「愛し合う子どもたち」「レザンファンキセーム」

※倒置形では、jeはエリジヨンしません。
Puis-je entrer?「入ってもよろしいですか」[ピュイジャントレ]

発音では、je entrerは「ジャントレ」とアンシェヌマンします(語末の子音を後続語の初頭の母音と結びつけて発音する現象です。ここでは、je がenが結びついて、「ジャン」と発音されます)。

※肯定命令文で、le laにアクサンがあるときは、エリジヨンしません。(なんだかややこしい説明ですが、肯定命令文で、人称代名詞のleかlaがあるときには、エリジヨンしない、くらいに覚えておいたほうが良いような気がします・・・)
Dites-le à Jean.「それをジャンに言ってください)。」[ディットゥルアジャン]


☆指示代名詞ce
C'est mon livre.「それは私の本ですよ。」「セモンリーヴル」

※倒置形では、エリジヨンしません。
Est-ce assez?「それで十分ですか。」「エサッセ」


発音では、ce assezは「サッセ」とアンシェヌマン(語末の子音を後続語の初頭の母音と結びつけて発音する現象です。ここでは、ce がaが結びついて、「サ」と発音されます)します。

☆que(疑問代名詞、関係代名詞、接続詞)
Qu'est-ce que c'est? 「それは何ですか。」[ケスクセ]
C'est l'adresse qu'il a cherchée.「それが、彼が探していた住所です。」[セラドレスキラシェルシェ]
Je pense qu'elle t'aime.「彼女はあなたのことが好きなんだと(私は)思います。」[ジュパンスケルテーム]

※que の複合語について
jusqueは常にエリジヨンします。「~まで」[ジュスク]
lorsque「~するとき」[ロスク]、 puisque「~なので」[ピュイスク]、 quoique「~とはいえ」[クワク]は、 un、 une、 il、 ils、 elle、 elles、 on、 en、 ainsiの前に置かれたときエリジヨンしますが、そのほかの語の前ではエリジヨンするかどうかは一定していないそうです。
quelque 「ある~」[ケルク]はquelqu'un(誰か)[ケルカン]とquelqu'une(誰か(女性):あまり使われないようですが[ケルキュン])としてだけエリジヨンします。
presque「ほとんど」[プレスク] はpresqu'île「半島」[プレスキル]としてだけエリジヨンします。


☆de (前置詞、否定の冠詞)
Je viens d'arriver.「私は到着したところです。」[ジュヴィアンダリヴェ]
Je n'ai pas d'ordinateur.「私はコンピューターを持っていません。」[ジュネパドリヂナトゥァ]

☆ne(否定の副詞)
Il n'est pas venu.「彼は来ませんでした。」[イルネパヴニュ]

☆si(接続詞) がilまたは ilsの前に来たときのみ
S'il fait beau demain, nous irons au lac.「もし明日天気が良いなら、湖に行こう。」[シルフェボドゥマン、ヌジロンオラック]
Je ne sais pas s'ils viennent.「彼らが来るのかどうか(私には)わからない」 [ジュンセパシルヴィエン(ヌ)]

誤字脱字等ありそうですよ…

2012年3月 7日 (水)

実際の風景に忠実ではない風景画

風景画です。
いろいろ反映していますが、無視してくださいね。
著作権はきいろひわにあります。
無断転載等、著作権を無視した行いはしないでくださいね!(と一応書いておきます・・・)


Mars2_2


2012年3月 1日 (木)

3月ということで

March1_1

En mars, quand le merle a sifflé, l'hiver s'en est allé.

訳は
「3月に、黒歌鳥(クロウタドリ・ヨーロッパ産の黒い鶫(ツグミ)のこと)がひと鳴きしたら、冬は去ってしまう。」
くらいでしょうか。

黒歌鳥は春を告げる鳥のようです。
***
フランス語の単語 品詞 (意味)の順です。
En 前置詞(~に)
mars 普通名詞 (3月)
quand 接続詞(~する時)
le merle 定冠詞+普通名詞 (黒歌鳥(クロウタドリ))
a sifflé 動詞 sifflerの複合過去 (ひと鳴きした)
l'hiver 定冠詞+普通名詞 (冬)
s'en est allé. s'en aller(立ち去る 出かける 行く なくなる 消える 過ぎ去る)というきまった形の代名動詞の複合過去(過ぎ去った・過ぎ去ってしまう)
***
複合過去には、英語の過去形の意味と現在完了(完了と経験)の意味の両方があるような感じがします・・・
***
発音は「アン・マ(ル)ス、カン・ル・メルル・ア・シフレ、リヴェー・サネタレ」という感じでしょうか。(ル)は長音(ー)で置き換えられそうな発音です。フランス語のrの発音が日本語には無いのです。日本語の(ローマ字表記される)rは、フランス語ではL(l)エルの音に近いです。

2012年2月 3日 (金)

2月

2月ということで。下描き、がんばっています…4月くらいまでにどうにかなればいいのですけれど…

1_082


書かれている文について・・・
ことわざ・格言のようなもののようです。インターネット上で見つけました。Proverbe(いわゆる「ことわざ」)というよりも Dicton(いいつたえ?)に近い感じかもしれないと思いました。(Dictonも日本語では「ことわざ・格言」という意味なのですが。)
。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚
Quand février commence en lion, il finit en mouton.
発音は
「カン・フェヴリエ・コマンス・アン・リヨン、イル・フィニ・アン・ムトン」みたいな感じだと思います。
意味は
「2月がライオン風に始まると、羊風に終わる」という感じでしょうか。
ライオンは、獰猛さ・厳格さを象徴し、羊は温暖さを象徴しているのだと思います。
ということで、2月の初めの寒さが厳しいとき、2月の終わりは寒さが和らぐ、ということを言っているのかと思います。

単語の説明です。

Quand 接続詞 「~するとき」
février 男性名詞 「2月」
commence 動詞 「始まる」
en 前置詞 「・・・の状態の・で・に」
lion 男性名詞 「ライオン」 
il 代名詞 = fevrier 「2月」
finit 動詞 「終わる」
en 前置詞 「・・・の状態の・で・に」
mouton 男性名詞 「羊」

2012年1月10日 (火)

出来上がり♪です。

ココアちゃんの絵が出来上がりました。
額に入れたら、私のサインが見えなくなりましたが…しかたないので放ってあります。

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ガラスがあるので、印象はちょっと変わってしまっているかもしれません…

***
覚書です…
ココアちゃんの絵は、ばつくんとちゃちゃちゃんの絵と違い、小物が少なく、モデルの数も少ないので、ココアちゃんが大きく描かれています。
遠近を出すのがちょっと難しくて、色で出すわけにもいかず(遠いほど色を薄くするなどの決まりのようなものがあるのですが、それをすると変になると思いました)、大きさのバランスと背景の色で出すよう努力しました。
目が難しかったです。「再現はとても出来ないなあ、写真のほうが…」と思いました。

2011年12月17日 (土)

久しぶりの水彩画です

久しぶりの水彩画になります。
私は、絵のプロでは無いので、楽しむ気持ちだけで、水彩画を制作しています。

最近は、展覧会などあり、その後、忘年会など続き、ちょこちょこと時間を見つけては描いている感じです。

そういえば、展覧会で、会う方々(参加者・来訪者)が顔なじみになって来て、一年に一度しか会わなくても、「この人、変わっていないなあ」なんて思えるようになりました。声とか仕草とか言うこととか、けっこう覚えているものなんだなあ、と自分のヘンな記憶力に感心してしまいます。

***

今回の絵は、イルカねこさんのブログ「イルカねこの毎日」(左のバーの「猫のいる暮らしリンク集」にリンクがあります)の、香箱座りしているココアちゃんをモデルにさせていただきました。ありがとうございます。

2011年10月24日(月)の記事「銀か金か、呪文?」のなかの写真のココアちゃんをモデルにしています。
アドレスは以下の通りです。

http://irukaneko.cocolog-http://irukaneko.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-c0e8-9.html


まずは紙をいろいろ試しました。(画像は、下描きの下描きレベルの作品のものなので、小さいです。)
紙は自宅に何種類か(5~6種類)あるので、それらの中から合いそうなのを選んで、いろいろ試してみました。
サインのKはきいろひわのイニシャルのKです。

Photo

そのあと、選んだ紙に描いてみました。
今のところ、こんな感じです。(水彩画を撮影すると絵の印象が少し変わってしまっているような気がしますが。)目の色に深みを入れて、体のほうはもう少しココア色にしよう(黒っぽい色を入れよう)かな、と考えています。


Photo_2

2011年12月 3日 (土)

猫のイラスト(2010年12月のカレンダー(小型版)から)

The Proverbial Cat(小型版)からです。

Littledecember

Season’s greetings

「時候の挨拶を申し上げます。」

直訳です。この季節なら、「年末年始のご挨拶を申し上げます」でしょうか。

クリスマスを祝わないひとたちにむかって、「メリー・クリスマス」などと書くわけにはいかないので、英語での一般的なカードにしばしばこのように書かれていますね。

そういえば、昔住んでいた地域の「盆踊り」(「夏祭り」だったかも?)が「サマー・フェスティバル」に改名されたのですが、理由が「キリスト教徒の人たちが『盆踊り』には参加できないから」だったように思います…「名前だけ変えればいいのかなあ」と友達の間では話題になりました。(というのも、盆踊りの踊りを踊ることは廃止されなかったのです。)でも、名前を変えたおかげで、きっと、この夏の行事に参加できるようになった人もいたのでしょうね。

何はともあれ、宗教関係は難しいですね。

2011年12月 2日 (金)

猫のイラスト(2010年12月のカレンダーから)

The Proverbial Catからです。

Granddecember

No heaven can heaven be, if my cat is not there to welcome me.

「私の猫が迎えてくれないなら、どんな天国も天国のはずがない。」でしょうか。

「私の猫が迎えてくれるなら、どんな場所も天国になりえる」のでしょうか…

「我が家が天国」の人が多そうですよ。

より以前の記事一覧