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2021年10月23日 (土)

最近の水彩画

最近制作した水彩画の話をしますね。

いまは、大作の準備段階です。

前にいた町では寒すぎて、その場でスケッチがなかなかできず、写真を車内からとったりしていました。短い夏は忙しすぎて、スケッチがなかなかできませんでした。

キャットがやってきてからは、キャットの安全を考えるとおちおちスケッチなどしておれず、やっぱり写真に頼ってしまいました。

そんな風にして、写真と記憶といくつかのクロッキーから、現在、作品を制作しています。

いつか大作を制作できるようになりたいものです。大きな作品はテーマとかテクニックの配分とか材料とかきちんと考えていかないといけないので、心の平安が大事だと思います。コロナ禍で、せわしない気持ちでいるので、なかなか大作に向かう勇気が出ません。

ということで、今は、大作の前の習作の時期です。

上は、滝のある光景です。

下は、その滝の落ちた先、川の様子です。

やっぱり、滝のある風景のほうがインパクトがありますね。でも、川の様子も、大作にして、きちんと仕事をすると、かなり思索的できれいになるはずです。

Dsc03322

Dsc03313

そうそう、キャットとの会話を思い出したので、ここに、ちょっとメモしておきますね。

上の滝の絵をかいていた時です。参考にしていた写真がそばにありました。


キャット:「お母さんの絵は、写真に似ていない。落書きみたいだよ。」
私:「絵だもの。写真が好きなら、それでいいと思うなあ。写真だって、好きなように加工できるんだよ。コンピューターでできるよ。」
写真と私の絵を見比べながら、キャット:「お母さんの絵の滝、水に見えないよ。」
私:「写真を触ってごらん。水に触れるかな。写真だと、水だ、滝だと思うだろうけれど、お母さんの絵だと水や滝に思えないって、そりゃそうだよ。だって、実際、水や滝はここ(紙)にはないし、私は水や滝を描きたいと思っているわけではないからね。そういえば、世の中には、写真そっくりに描かれた絵もあるんだよ。」

私:「どうして、実際にあったとおりに描かなきゃいけないんだろうね。私はキャットの紫色の空が好きだよ。確かにあり得ないけれど、でもも、きれいだもの。」
キャット:「青の色鉛筆の芯が折れて、削ったけれど、うまくいかなくて、紫色の色鉛筆を使ったんだよ。」

私:「なにはともあれ、作品はとてもいいよ。で、それが重要なんだと思う。」
結構前の写真(今年の春あたりだと思います)ですけれど、ゆきの寝姿です。ピンクの首輪があるので、どこに首があるのかわかります。
Dsc01289

最近だんだん寒くなってきました。ゆきが毛布にくるまって寝る時期がやってきそうです。

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コメント

↓千日紅、3色ともうちに咲いているのと同じようです。
おそろいですね~(^^)
滝や川の絵、どんな作品になるんでしょう。
楽しみです♪
素人なのでテクニックなどは分からないのですが、写真そっくりな絵は、すごいなと思うけど、だったら写真を見ればいいのでは?とも思っちゃいます。
キャットちゃんがどんな絵を描くのか、そちらもこれから楽しみになりそうですね。
丸まって寝ているゆきちゃん、ちゃんとプレゼントの毛布をかぶっていて、可愛いです(*^_^*)

イルカねこさん
こんにちは。
お返事が遅くなりました。
千日紅、おそろいでうれしいです♪
川と滝の絵は、今年の冬に完成させる予定ですが、紙を置く場所を今探しています。前の家の半分の大きさの家なので、ほんとうに狭いのですよ。
写真そっくりな絵って、不思議ですよね。「すごい」と思わせる作品もありますけれど、理論が先なのだろうなあ、と思ってしまいます…
キャットは、家で絵がいくらでもかけるので、ほかの子が学校で絵をかいて大興奮しているのを見て、「絵ならいくらでも家でかけるよお」と突っ込んでいました。ここは田舎のせいか、子どもにまじめに絵画を教えられる絵の教師がいないのですよ。だから、絵と言っても、図画というより工作に近い感じです。なので、キャットも、絵画というより、図工の絵を楽しんでいます。
ゆきのこと、ありがとうございます。ゆきは、家じゅうで一番居心地のいい場所を取っています。最近、近所の黒猫ちゃん(赤いハート型のメダルのついた首輪をしているので女の子だと思います)と友達になったみたいです。雪が降ったら、あえなくなると思いますが、今のところ、ゆきは毎日、日暮れごろ、その黒猫ちゃんを家の裏庭に面したドアのところで待っています。

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