みなさん、お久しぶりです。
帰省の時期を除いて、ここまで更新できなかった時期はなかったので、自分でもびっくりしています。
こちらは、てぃ(夫の実家の猫)もゆき(私たちの猫)も元気です。
ゆきは、リフォームの初めのころ、神経質になったのですが、好きなお菓子(カリカリ)などでごまかしていたら、結局、大丈夫になりました。
てぃは、猫用ミルクと猫缶の柔らかくて汁の多いものをさらにつぶしてペースト状にしたものを食べています。身軽になって、動きがずいぶんはやくなりました。
自宅のリフォームもほぼ済みました。リフォームのお話は長くなりそうですが、いつか載せたいと思っています。地下と階段が新しくなって、とても気持ちがいいです。
植物も、花の季節を迎えています。
今回は、タイトルにあるように、悲しい話ですので、「今はちょっとそういう話は…」という方は、ぜひこのあたりでやめていただいて、「ぽちっと」か「いいね」をしていただけたら、大変ありがたいです。
よろしいでしょうか。
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5月の初め、夫の父(まぁさん)が脳卒中で倒れました。
持病を抱えていたのですが、日常生活には全く支障がなく、だれにとっても驚きの出来事でした。
幸いにも発見が早く、まぁさんは適切な治療を病院ですぐに受けることができました。そして、まぁさんは、数日後、リハビリを始めました。るぅさんは毎日病院に通って、まぁさんに付き添っていました。
まぁさんも、るぅさんも、活動的で、見た目は大変若々しいですが、後期高齢者と呼ばれる年齢です。私たちは、ほぼ一週間おきに家と夫の実家を行き来することになりました。夫の実家と家の距離は自家用車で500キロ~600キロあるので、正直大変で、疲れました。(バスなどの公共交通機関は、遠回りになり、私たちに荷物が多いうえ、猫を同伴するので、利用しませんでした。)まぁさんのリハビリの進み具合や体調には波があって、夫はそれをたいへん気にしているのがわかったので、私が車のハンドルを握ることが多く、私は長距離運転がうまくなったように思いました。
そういう暮らしが一か月半ほど続きました。
私たちが10日間ほど夫の実家で過ごし、家に戻った翌日のことです。まぁさんは、いきなり虚脱感に襲われ、血圧が下がったそうです。専門病院で診ていただいたところ、「気力と薬と治療で、5,6年は大丈夫」と言われたそうです。電話でそれを聞いた私たちは、「5,6年」がどのような感じなのかよくわからなかったですが、とりあえず安心しました。
その翌々日、夫は「まぁさんは、あと数週間」という知らせを受けました。「5,6年は大丈夫」と言われた数日後に「あと数週間で」と言われるとは、夫には合点がいかず、夫はだいぶ不安に思ったようです。
そしてその翌日の夜更け、るぅさんから電話があって、「看護士さんから『もって、48時間なので、家族の方は来てください』と言われたから明日、こちらに来てほしい」と言われました。私たちはすぐに出発しようと思ったのですが、るぅさんに、朝になって明るくなってから来てほしいと言われ、その通りにしました。
翌朝、明るくなってから、私たちは出発しました。
午後の3時半ごろ、病院に無事着きました。
まぁさんは、呼吸は速かったですが、乱れている感じではなく、顔も苦しそうではありませんでした。夫が声をかけると、少し顔がほころんだように見えました。
その15分後、夫に向かって大きな溜息を一回ついて、まぁさんは旅立ちました。
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私たちは、「5,6年のいのち」が「数週間のいのち」となり、翌日には「48時間のいのち」になった理由がわからなかったのですが、「気を落とさず、薬と治療を続けていれば、5,6年」と言われたまぁさんが薬と治療を断ったと、お葬式の後になって、初めて知りました。
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こういうわけで、更新が途絶えていました。
リフォーム後の家の中は乱れ放題なので、これから掃除を頑張る予定です。
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