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2011年9月4日 - 2011年9月10日の7件の記事

2011年9月10日 (土)

いわゆる普通の雑種猫は「どらねこ」?

フランス語で、chat de gouttièreという言い方があります。chat が「猫」で、gouttièreが「樋」「横樋」「(古風な使い方で)軒」「(古風な使い方で)庇」「(古風な使い方で)屋根」などを刺すようです。ですので、直訳すれば、「樋の猫」「屋根の猫」といった感じになります。読み方は「シャ・ド・グチエー」でいいかと思います。

ロワイヤル仏和辞典でchat de gouttièreの訳を探すと、「(屋根に好んで登る)どら猫」とあります。

「どら猫」とは、新明解国語辞典(第五版)によると「(飼い主がいなかったりなどして)人の家の台所などをねらい、盗み食いするずうずうしい猫」とあり、広辞苑(第三版)によると、「さまよい歩いて、よく盗み食いなどをする猫。のらねこ。」とあります。

では、フランス語の辞書ではどうなのだろうと思って、Petit Robert プチ・ロベール で調べてみたら、 chat de race indéterminée et communeとありました。訳すと、「よくある種類だが種類のはっきりしない猫」とありました。要は「よくあるタイプの雑種の猫」ということかな、と思います。

***

昔、フランス語を話す知り合いの家で、雑種の飼い猫を「うちの猫はchat de gouttièreだから(盗まれる心配がないのよ)」という会話があって、そのときはフランス語で考えていたのでなにも疑問に思わなかったのですが、ふと最近、辞書を調べてみたら、訳が「どら猫」で…「chat de gouttièreだからといって、盗み食いするとは限らないよねぇ」と、思いました。

てぃも、たぶん、chat de gouttièreかな、と思います…。血統書などがないので。というか、私の作品に登場するネコさんたち、多分、ばつくんとちゃちゃちゃん(「みぃこと遊んで~!」)の他は、みんなchat de gouttièreです…

2011年9月 9日 (金)

来年も咲くと良いな 3(いとしゃじん (糸沙参))

糸沙参(いとしゃじん)と呼ばれるようですが。Campanula rotundifolia のOlympicaです。英語では Harebell、フランス語では La campanule à feuilles rondesとも呼ばれるようです。

簡単な説明です。

日当たりのいい場所と半日陰で育ちます。

7月から9月にかけてが開花期です。

高さ、幅共に30センチメートルくらいになります。

土地の質は選びません。

ということで、写真です。

小さなキキョウのような、釣鐘状の花がついています。

Olympica102

Olympica103

2011年9月 8日 (木)

来年も咲くと良いな 2(宿根カスミソウ)

Gypsophila paniculataやBaby's-breathと呼ばれる宿根カスミソウBristol Fairyです。
来年はだめなのではないかとかなり心配しています。3株を異なった場所に植えて様子を見ることにしました。「失敗しそうだと心配するくらいなら、購入しなければ良いじゃないか」と思われるかもしれませんが、やはり、カスミソウが花壇にあったら良いな、と思ってしまうのです。
みなさんには、そういう、「成功しないかもしれないけれど植えたい花」ってありませんか?
私はけっこうあります。日本のいわゆるボタン(牡丹)はここでは育たないのですが、今年植えたいと思って、園芸店に買いに行きました。また、この数年、薔薇のブルームーンを育てたくて、春になると、園芸店で探したりしました。どちらの場合も、園芸店の方に、「そんな事を考えちゃだめ!」と即、「だめだし」されましたが・・・
一年草は、今年はアサガオが成功したので、来年は、アサガオと小ぶりの向日葵を育てられたら良いな、なんて欲張りな事を考えています。
ということで閑話休題・・・
この宿根カスミソウは、見た目は、よく見かけるような、カスミソウです。
簡単な情報です。
日当たりの良い場所を好みます。半日陰は好みません。
6月から8月にかけて花を咲かせます。
高さ、70センチ、幅60センチくらいになるそうです。
乾いた土地を好みます。
花壇向けの植物です。
花は切花になります。
Gypsophila100
何度写真を撮っても白い花が上手く撮影できません。

2011年9月 7日 (水)

ユキヒメドリさんとオウゴンヒワさんと…

記録ということで、写真です。

黒・白なのがユキヒメドリさん、黄・黒なのがオウゴンヒワさん(オス)です。ぼけています…

Ogonhiwayukihimerodi1

下の写真の鳥さんの種類はちょっとわかりません。でも、いいかな、と・・・

1_019

1_029

上は、オウゴンヒワのオスとメスとヒナかな、と思ったのですが…ヒナとメスは似ているのです。

1_024

いろいろな鳥さんたちです。少し大きめに写してみましたが、私のカメラではちょっと…です。下の写真で、左に見えるのが、メスのオウゴンヒワで、右の上が羽毛が生え変わろうとしているオウゴンヒワのヒナ(オス)かなと思います。そして、右で背中の黄色と黒が目立つのがオウゴンヒワ(オス)かと・・・他の鳥さんたちについてははっきりとわかりません…1_027

毎日、こんな感じです。これに、カラスさんとナゲキバトさんが加わります。

そういえば、昨日は二度、オウゴンヒワさんに激突されそうになりました。相手もびっくりしたみたいですが、私もびっくりしました。

2011年9月 6日 (火)

お散歩日記

散歩の途中で、見た植物を・・・

ヤナギランの仲間です。花が咲いています。(写真はぼけています。風で花が揺れるのです…)

英語名Fireweed, 学名Chamerion angustifolium、フランス語名Épilobe à feuilles étroitesのようです。

Morinohana100

次は、ゴゼンタチバナの仲間です。

実がついています。

英語名Dowarf dogwood (dwarf cornel, bunch-berry)、フランス語名Cornouiller quatre-tempsのようです。

Morinomi

そして、下の写真は、アスター・コルディフォリウスのようです。薄紫色の花をつけています。

英語名Symphyotrichum cordifolium (the Heartleaf Aster、 Common Blue Wood Aster)、フランス語名Aster à feuilles cordéesのようです。

Morinohana

風景にはあまり変化がありません。

Mori1

***

このブログは地名などは一切公表しておりません。申し訳ないですが、質問などにもお答えできません。 ご協力をお願いします。

***

2011年9月 5日 (月)

ケベック党(パルチ・ケベッコワ Parti Québécois )による、プラン・ノー(Plan Nord)、『北部開発プロジェクト』、についての、コミュニケ

では、今日は、ケベックの野党第一党のケベック党(パルチ・ケベッコワ Parti Québécois  )のプラン・ノー(Plan Nord)、いわゆる「北部開発プロジェクト」、についての、コミュニケを紹介したいと思います。

こちらもまた、長くて、わかりにくい記事です。(私に文章力が無いので。)文法・語彙ともに自信が余りありません。

ココログ広場からいらした方(が大部分だと思います)は、おそらくケベックに興味がないのではないかと思うので、最後の一、二段落だけ読んでいただければ、と思います。

***

パルチ・ケベッコワは、ケベック(州)の独立を目指す党で、与党になったこともあります。この党が(ケベック(州)の)政権を握っているとき、ケベックが独立するためにカナダ連邦政府と話し合いをするのを許可するかどうか州民に問うレフェランダム(住民投票)を二度行っています(1980年と1995年)。どちらのレフェランダムでも独立への手続きを進めることは否決されたのですが、それでも、根強い人気があるようです。最近、党の中でごたごたが続いていて、人気政治家が一時党を離れるなど大変なようですが…

ということで、20118月29日のコミュニケです。

Plan Nord et gouvernance régionale du Nord-du-Québec : informations et consultations déficientes

という題で、「プラン・ノー(「北部開発プロジェクト」)とノー=デュ=ケベック地方政府:情報・協議不足」とでも、訳せるでしょうか。

アドレスは以下の通りです。

http://pq.org/actualite/communiques/plan_nord_et_gouvernance_regionale_du_nord_du_quebec_informations_et_consultat

「プラン・ノー(「北部開発プロジェクト」)」は、ノー=デュ=ケベックという地方 Nord-du-Québec とコート・ノー Côte-Nord という地方で主に実行されるのですが、この前者(ノー=デュ=ケベック(意味は「ケベック北部」みたいなものです))は、広大で、先住民族がけっこう住んでいます。もちろん先住民族ではない人たちも住んでいるのですが、ケベック州政府は、どうやら、先住民族と、先住民族ではない住民と、州政府で、地方政府のようなものを作ろうと考えているらしいのです。

カナダの先住民族については、アメリカ合衆国の先住民族についての話に隠れてあまり話題にならないかもしれませんが、やはり、その、いろいろ、あります。ケベック(州)の公用語はフランス語ですが、先住民族の中には英語を話す民族がいるようです。また、先住民族は、(タバコの違法販売、飲酒や薬物乱用、家庭内暴力、健康の問題(肥満など)、通学率・進学率の低さなど)問題をいろいろ抱えているようです(これは、ケベックに限ったことでは全然ないようです)。さらに、先住民族ではない地元住民と州政府の間に、「地方と中央」といわれるような意識の違いが、日本でもあると思いますが、あるようです。

そういう状況があって、このコミュニケが書かれているという感じでしょうか。

ということで・・・

***

ノー=デュ=ケベック(地方)を一巡し、夏の間、市民達と長く語り合った結果、ウンガヴァ選挙区選出の議員で、北部開発についての野党第一党のスポークスマンであるリュック・フェーラン Luc Ferland は、プラン・ノー(「北部開発プロジェクト」)に関する情報が、当地域にほとんど伝わっていないと結論を出した。

「ジャン・シャレ首相がインフラ設備関係の計画いくつかについて知らせを出した事と、ケベック(州)外への誘致活動のほかには、地方についての情報がほとんど住民に伝わっておらず、プラン・ノー(「北部開発プロジェクト」)がノー=デュ=ケベック地方にとって何なのかはっきりとわからない。はっきり申し上げると、この規模の計画が、最も関係するはずの地方の住民に知られていないとは普通ではない。」とリュック・フェーランは述べた。

いくつもの疑問に答えがないままである。「50パーセントの土地を産業にだけ向けるという知らせについてはどうなんです。la Société du Plan Nord(「北部開発プロジェクト会社」とでも訳せるのでしょうか。)を作るという法律について、今秋、投票が行われるはずですが、私たちはいまでも誰がどのくらいの割合で私たちを代表するのかわからないままです。どこに本社(本部)が置かれ、主な担当者たちはどこにいることになるのでしょう。北に(ノー=デュ=ケベック地方に、のことだと思います)でしょうか、南に(州都ケベック市に、のことだと思います)でしょうか。」とリュック・フェーランは問いを発している。

今年の五月に、クリー(先住民族)とジャメジィァン(先住民族ではない住民)とケベック(州)政府の間で、地方の新たな統治が行われる事が発表されたが、このときに、この三者は、話し合いを経てから、12ヵ月後までに、統治にいたるようにとされた。しかしながら、リュック・フェーランは、この手続きについても、ほとんど情報が伝わってこないことを心配している。

「私たちの地方で、情報公開のために特別な機会が設けられることを強く望みます。(州)政府は、なによりもまず、この手の計画に直接関係する住民に会わなければなりません。とりわけ、私たちは、この計画がいやおうなく私たちの将来に影響を及ぼすことがわかっているわけですから。」と、このようにして、リュック・フェーランは話を終わらせた。

なんというか、住民置き去りなんですね。

日本や中国で「北部開発プロジェクト」への投資を募っているようですが…やっぱり、プラン・ノーは「北部に関する、国家を挙げての総合政策」であって、「北部開発」の「プロジェクト」というわけではないようです。

2011年9月 4日 (日)

「北部開発プロジェクト」という訳なのですね、PLAN NORD(プラン・ノー)

おそらく、長くて、わかりにくい記事です。

ココログ広場からいらした方(が大部分だと思いますが)は、おそらくケベックに興味がないのではないかと思うので、最後の一、二段落だけ読んでいただければ、と思います。

***

ジャン・シャレケベック(州)首相が日本から中国へ向かったようです。日本での滞在についていろいろ報告(プレスリリース、コミュニケ)が発表されましたが、日本の発表とケベックの発表では少し色合いが違ったので、「面白いなあ」と思いました。

ということで、今回はこの違いについて書きたいと思います。

そして次回の記事では、ケベックでの野党第一党のケベック党(パルチ・ケベッコワ)がコミュニケを出したので、それについて書いてみようかなと思います。

フランス語・フランス語圏の勉強になると良いのですけれど…どうでしょう。

それから、題名に書きましたが、PLAN NORD(プラン・ノー、直訳すれば、北部(北方)計画(プラン))ですが、「北部開発プロジェクト」と翻訳されていますね。これについてですが、PLAN プラン には、「国家規模の政策、総合政策」という意味があるようです。日本語では、「開発プロジェクト」と訳され、「開発企画」「鉱山開発」的なニュアンスが漂っていますが、実際には、国家(ここではケベック州のことですが)を挙げて、北部地域を変えようという計画のようです。つまり、単に、道路を作って、鉱山開発をするというわけではないようです。行政システムから変えるようです。ここらへんが日本語で伝わっていると良いですけれど…ちなみに日本語名の「北部開発プロジェクト」をフランス語に訳してみると、Projet(s) de développement du Nordとでもなるのでしょうか。後で、訂正すると思いますが。

それから、どこかで( http://www.ntv.co.jp/fredericback/2957.html 「フレデリック・バック」展のサイトでしたでしょうか)、ケベックの方のMonique Gagnon-Tremblayという名前のGagnonのところを、ガニオンと書いてあったのですが、ガニョンと発音しないと通じにくいかな、と思いました。

***

ということで、

日本の外務省の発表です。アドレスは以下の通りです。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/23/8/0825_08.html

ジャン・シャレ・カナダ国ケベック州首相による松本外務大臣への表敬

平成23825

825日(木曜日)午前10時から約30分間,松本剛明外務大臣は,訪日中のジャン・シャレ・カナダ国ケベック州首相(The Honourable Jean Charest, Premier of Quebec)による表敬を受けました。概要は以下のとおりです。

シャレ・ケベック州首相から,東日本大震災の被災者へのお悔やみが述べられ,ケベック州議会において満場一致で可決された「日本国民への連帯推進に係る動議」の写しが松本外務大臣に手渡されました。これに対し,松本外務大臣から,ケベック州議会動議やカナダ政府からの支援に謝意を表し,東日本大震災でケベック州民1名が被害に遭われたことにつきお悔やみを述べました。また,カナダが,世界に先駆けて日本産食品等への追加的輸出規制措置を完全撤廃したことを高く評価し,日本は引き続き「開かれた復興」を目指している旨述べました。

また,シャレ・ケベック州首相から日カナダEPA推進及び同州の「北部開発プロジェクト」について説明があり,経済面で連邦政府と協力しつつ日カナダ関係を更に強化してきたい旨述べました。これに対し,松本大臣から,日カナダEPAについては,共同研究が着実に前進していることは喜ばしい,また「北部開発プロジェクト」は,ケベック州の開発と発展につながるものとして期待するとして,経済分野の関係強化を通じた一層の友好関係の発展に期待する旨述べました。

ということで、震災のと、経済について会話があったことが書かれています。

詳しく書けば、以下の四点かと思います。

1ケベック(州)から東日本大震災の被災者へのお悔やみ(ケベック州議会において満場一致で可決された「日本国民への連帯推進に係る動議」の写しを手渡す)

2日本からは引き続き「開かれた復興」を目指すとの意思表示

3日カナダEPA推進

4「北部開発プロジェクト」

「ケベック州議会において満場一致で可決された「日本国民への連帯推進に係る動議」の写し」についてなのですが、ハイチが地震に襲われたときには、ケベック州政府はすぐにお金を出したようですが…。日本へはお金を出さなかったようですね。ケベック州にはハイチからの移民が数多くいるので、それに配慮してのことだと思いますが。

***

一方ケベック(州)政府のコミュニケのほうは、以下の通りです。

アドレスは以下の通りです。

http://www.premier.gouv.qc.ca/actualites/communiques/2011/aout/2011-08-27.asp

題名は

Jean Charest rencontre le gouverneur de Koyto et dresse un bilan positif de sa mission

とのことで、

「ジャン・シャレが京都府知事と会い、訪日について肯定的な見解を示す」とでもなりますでしょうか。もしくは、「肯定的な評価を下した」でしょうか。なにはともあれ、「来て良かった」と思っていただけたようで、良かったです。

最初に一言だけ…フランス語の文章に過ちがあります。

Au cours des quatre jours de la mission, le premier ministre à eu l'occasion de rencontrer plusieurs décideurs politiques.

というところなのですが、

Au cours des quatre jours de la mission, le premier ministre a eu l'occasion de rencontrer plusieurs décideurs politiques.

ですね。動詞 a と前置詞 à は違うので…

ということで、かいつまんで訳してみます。文法や語彙が変な(間違っている)可能性が高いです。人名や役職名が間違っていないと良いのですけれど…。

***

2011827日土曜日 京都

ジャン・シャレケベック(州)首相は、今日、京都府知事であり、全国知事会会長でもある山田啓二氏と会合し、日本滞在を終えた。

この会合で、ケベック・日本の関係、プラン・ノー(「北部開発プロジェクト」)、地球温暖化に対する対応について主に話し合った。2008年に、ケベック(州)政府と京都府は環境・教育・経済関係の分野において協力し合うとの共同声明に署名し、経済関係については、その後、ラヴァル大学と京都大学が共同研究をするに至っている。

それから、首相(ジャン・シャレケベック(州)首相)は、日本滞在について肯定的な見解を示した。四日間の日本滞在で、首相は有力政治家数名(枝野幸男内閣官房長官、松本剛明外務大臣、池田元久経済産業副大臣、横路孝弘衆議院議長、山田啓二京都府知事)との会合の機会を持った。

首相は「ケベックと日本をつなぐ絆は、ケベック州東京代表事務所が今年設立40周年を迎えることからわかるように、緊密である。今回の幾つかの会合で、この絆をさらに深める計画について話をする機会を得た。これらの会合が日加間の経済協力関係についての話し合いであろうと、プラン・ノー(「北部開発プロジェクト」)を紹介する機会であろうと、この関係はケベッコワ(ケベックの人々)にとって豊かさの元となり続けるだろう」と述べた。

政治関連の会合のほかに、首相はla Chambre de commerce Canada-Japon(と書いてあるのですが、情報が見つかりません。これについては後で…http://ajeq.blog.so-net.ne.jp/2011-08-26 きいろひわ註)主催の講演会で、175人ほどの、多くが実業に係わる聴衆を前に講演を行った。また、金融業界関係者や大企業の代表者など、ケベック(州)に投資する可能性のある人々と会った。

首相は、三菱(自動車?)の経営陣と会った。イドロ・ケベック(ケベック(州)の電力会社、水力発電が主なので、イドロ(「水」の意)という言葉がついています:きいろひわ註)と三菱は電気自動車を共同開発しているところだが、首相は、電気のみで走るMIEVに試乗した。また、ケベック(州)の芸術家フレデリック・バックの作品に捧げられた『木を植えた男』展覧会を訪れた(参照 http://www.ntv.co.jp/fredericback/2957.html 東京都現代美術館で開催されている「フレデリック・バック展」のことだと思います。きいろひわ註)。

今回の訪日は、1999年以来初めてのケベック(州)首相の日本訪問となる。日本は、ケベック州政府にとって、中国・インドと共に、アジアで関係強化を狙う国である。ケベックと日本の関係は、ケベック(州)の文化発信と、ケベック(州)の経済の活性化と多様化に係わっている。アジア太平洋(アジア、オーストラリア、太平洋上の島国などで構成される地域のようです きいろひわ註)において、中国だけが、ケベック(州)製の製品を日本よりも多く買っている。とはいえ、日本は、アジアで、付加価値のある製品の輸出部門では、一番の市場である。日本へは、近年、二つの輸出部門が成功を収めている。ひとつは、農産物加工業で、もうひとつは航空宇宙産業である。豚肉は日本向けの最大の輸出品であり、日本への輸出の三分の一以上(37パーセント)を占める。 

首相のこの訪日は、日本では大きくメディアで取り扱われた。la Chambre de commerce Canada-Japon主催の首相の講演会は、日本の新聞などで記事となった。日刊紙の日本経済新聞と朝日新聞が、幾つか記事を載せたが、この二つの新聞に記事が載っただけでも、一千三百万人が記事を読んだことになる。

首相は、現在、828日から92日までの日程で中国に滞在している。中国では、中国との関係を強化したい70ほどの企業や組織と行動を共にする予定で、北京・済南・上海に滞在する。

**

ということで・・・

la Chambre de commerce Canada-Japon主催のジャン・シャレ首相の講演会についてですが、la Chambre de commerceCanada-Japonにあたる日加商工会議所のサイト(カナダのブリティッシュコロンビア州で活動が盛んなようです)にはぱっと見に情報がありませんでした。ですので、在日カナダ企業がつくる商工会議所(CCCJ、フランス語名で、Chambre de commerce du Canada au Japonというようです。インターネット上のホームページのアドレスは、http://www.cccj.or.jp/cccj/contents/home/?language=english )だろうかといろいろ検索しました。そうしているうちに、日本ケベック学会のブログに行き当たりました。アドレスは、http://ajeq.blog.so-net.ne.jp/2011-08-26です。学会です。商工会議所ではないです。どういうことなのでしょう・・・?どうやら、日刊産業新聞による説明(http://www.japanmetal.com/back_number/news/newsidh2011082601.html)がわかりやすそうです。引用します。

 訪日中のカナダ・ケベック州のジャン・シャレ首相は25日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで、四半世紀にわたって開発中の「北部開発プロジェクト」について「持続可能な開発の新たなモデル」をテーマに講演した。

 首相は、エネルギー、鉱業、森林、バイオフードなど多様な同プロジェクトの概要を紹介するとともに、とりわけニッケル、金、リチウム、鉄鉱石など豊富な金属鉱物資源の賦存状況を取り上げ、これまで同プロジェクトに800億ドル超、エネルギー資源に470億ドルが投資されたと述べ、日本からの投資に期待を寄せた。同プロジェクトは今後数十年間継続される。講演会には非鉄、商社、銀行、大学、外務省、経済産業省、在日カナダ大使館など約200人が出席した。 

なのだそうです。ということで、とりあえず、「東京・紀尾井町のホテルニューオータニ」での講演会で、「非鉄、商社、銀行、大学、外務省、経済産業省、在日カナダ大使館など約200人が出席した」ようです。主催が何であれ、わかってよかったです。

**

それから、日本の報告では話題になっている震災のお悔やみの話が、ケベックの報告のほうでは、全然出てきていません…

日本の発表のほうで、ケベックの州民がひとり犠牲になったとあるのですが、この犠牲になった方は、アンドレ・ラシャペルAndré Lachapelleさんという方で、ミッション・エトランジェー la Société des Missions-Étrangères の方(宣教師)で、1961年から日本にいらっしゃった方のようです(享年769ヶ月)。地震が起きたとき、仙台にいらしたようなのですが、自分のいつもいる場所(塩釜)が心配だからと帰ろうとして、途中で心臓発作を起こしてしまったのだそうです。(参考にしたサイトのアドレス

http://www.smelaval.org/fr/pays/japon/pme-mort-au-japon )

ということで、記事は終わりです。長くなってすみません。

プラン・ノー(「北部開発プロジェクト」)については、以下のサイトも参考になります。

http://www.jogmec.go.jp/mric_web/current/11_42.html

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