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2011年10月20日 (木)

ケベック(州)の北方開発プロジェクトに関連して見つけた記事 1

Prêts autos impayés: une Caisse Desjardins perd 11 millions 「自動車ローン不払い:デジャルダン金庫の一支店が1100万カナダドル損失」というタイトルです。
2011
1013日のLa Presse ラ・プレス紙に掲載されたAndré Dubuc アンドレ・デュビュックさんが書いた記事です。

 

すこしずつ、訳していきたいと思います。

 

***

200人以上が自動車ローンの支払いをしなかったために、シブガモのデジャルダン金庫の7524の組合員が今年の配当金を受け取れなかった。これらのローンは、自動車販売業者一社が保証人となっていたが、この件以来、この会社は営業を止めている。

このデジャルダン金庫には、1億6千万カナダドルの資産と8百万カナダドルの年収があるが、昨年は1千百万カナダドルの損失が貸付に出たと公表した。この額は、ポートフォリオ(有価証券類の内訳)の7.5パーセントにあたる。職員一人が解雇され、副組合長のアンドレ・ペアルソン(ピアソン?) André Pearson は療養休暇をとっており、配当は中止されている。

2008年12月に、ワスカガニシュWaskaganish保留地在住のジャック・ダイヤモンドJack Diamond氏が シボレーのアップランダーを購入し、27321ドル33セントの融資をデジャルダン金庫から受けた。(日本円に換算したら、だいたい232万円くらいかと思います。きいろひわ註)自動車を販売したペロン兄弟社Perron&frèresは、ジャック・ダイヤモンド氏の保証人となった。2年半後、ジャック・ダイヤモンド氏は支払いを止め、保証人も支払いを続ける事ができなかった。

2に続きます。

***

私の(余計な)感想です。

8百万カナダドルの年収にたいして、1千百万ドルの損失って、けっこうすごいなあと思いました。年収よりも損失が大きかったんですよね…

ワスカガニシュは、www.waskaganish.ca/ (こちらのサイトを見る場合には、コピーして、貼り付けてください、すみません。)によると、クリー(アメリカインディアン)の保留地のようで、ジャック・ダイヤモンド氏はクリー(アメリカインディアン)のようです。つまり、ペロン兄弟社という自動車販売業者は、アメリカインディアンに自動車を売り、アメリカインディアンには保証人がいないので、自動車販売業者が保証人になったというわけのようです。

 

日本で、おなじことってあるのでしょうか。自動車販売店が保証人になるとは…

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コメント

こんにちは!

う~ん
好意的に見れば、販売台数を上げるために
ペロン兄弟社が保証人のいない人
(支払う意思はあっても与信対象とならない人)
の保障を請け負ったが破綻・・・

でも多分真相は
購入者には最初から支払う意思はなく
ペロン兄弟社もそれを知ったうえでの
計画倒産・・・ではないかと考えてしまいます。

デジャルダン金庫さんの審査が甘かった
ということになるのでしょうが
こういったケースのために
先住民族全体の信用が低下するのが
残念ですね 

esさん
こんばんは!
esさん、すごく鋭い感想をありがとうございます。
そのことは考えても見ませんでした。
私はお金関係の事はけっこう鈍くて、esさんのコメントを読みながら、「たしかにそうだ~!!」と目が開いた思いです。そういうこと、ありますよね、きっと…。
それから、審査が甘いなあ、と私も思いました。^^;「ナアナア」の関係だったのかな、なんて思ってしまいます。

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