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2011年10月23日 (日)

ケベック(州)の北方開発プロジェクトに関連して見つけた記事 5(最後)

4からの続きです。

 

Prêts autos impayés: une Caisse Desjardins perd 11 millions 「自動車ローン不払い:デジャルダン金庫の一支店が1100万カナダドル損失」というタイトルです。
2011
1013日のLa Presse ラ・プレス紙に掲載されたAndré Dubuc アンドレ・デュビュックさんが書いた記事です。

 

すこしずつ、訳していきたいと思います。

***

ペロン兄弟社がいつも保証人になっているような200以上のローンをどうやって金庫は認めることが出来たのだろうか。ジュネ氏はこれには以下のように答えた。「文脈に沿って理解しなくてはなりません。この話は僻地で起きているのです。そのあたりの企業なんて、ごまんと無いんですよ。モンレアル(モントリオール)なら、いくつも車の販売業者があるでしょう。僻地では、自動車販売業者は一社だけで、それがその地の金庫と深く関係しているんです。」

そして、ジュネ氏は「今回の教訓は生かされ、こんなことは他では起きないでしょう。こんな風に融資をする金庫はどこにもありません」と続けた。

***

私の(どうでもいいような)感想です。

都会から離れた場所で、一社だけが自動車を売っていて、その一社がデジャルダン金庫と係わっているからと言って、金庫がその会社からのお願いをなんでも聞く必要はないんじゃないかなあ、と思いましたが…。そうもいかないのでしょうね。

日本の田舎でも同じような感じなのでしょうか・・・?そうとは思いたくないのですが・・・

 

 

ということで紹介は今回でおしまいです。

アメリカインディアン(アメリカ先住民)の人たちというと、土地関係(土地の権利を主張する、など)や生活関係(貧困、不健康、アルコール中毒や薬物中毒、家庭内暴力など)でよく話を聞きますが、この記事で、「車を買う」という、なんというか、普通の暮らしをしている一面が覗けてよかったです。「ローンを支払わなかった」というちょっとまずいおまけがついていましたけれど…^^;

 

さあ、大丈夫でしょうか、ベルギー…(前からベルギーについて書きたかったのですけれど、いまいち、よくわからないので、先延ばしにしていました。しらべなくてはっ。)

ベルギーは、アフリカやケベックに比べると、面倒な気がします…まずはウィキペディアから読みたいと思います。。

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フランス語圏」カテゴリの記事

コメント

こんにちは!

とても興味深い記事をご紹介下さって、ありがとうございました。

保証人になる、と云うような事はありませんが
僻地と街では商売のしかたに違いがありますね。

当地でも各商店は、個人的なつながりで
経営を維持しているところが多いです。

大手のマーケットで安く売っている品でも
「ウチから車を買ってくれたから、割高でもその商店から買う」
みたいな暗黙の了解があります。

こんな事もありました。
知人が街の〝ビ〇グカメラ〟みたいなお店で
かなり大きなTVを買った時、配送サービスを断り
自分の車で運びました。
(私は手伝わされたのですが、ほとんど共犯のようでした)

家に着いて、夜がふけるのを待って搬入。
「家電量販店の派手な車に来られてはマズい」
「地元の電気店から買え!と思われる」
と申しておりました。

田舎暮らしの難しい所かもしれませんね。

長々と失礼いたしました 

貸付額の3パーセントでしたか? 審査担当の首が入れ替わるのは・・・
有る程度の損失は見込まれており柔軟性が有った様に思います。
独占企業との取引は大きな金額とリスクが付いて来ますね
公共性までが付いて来そうな問題は援助が入りますね
夕張が破産しても市は生きている、現実に気が付き、解決策が出来る
全てが幸せになる・・・・する事は出来ませんね 確実な足取りに(今は)

esさん
こんばんは!
私がお金のことがわかっていないので、ちょっとヘンな文になってしまいました。辛抱強く読んでくださり、どうもありがとうございます。m(_ _)m
***
やはり、僻地と都会では商売の仕方が違いますか…
個人的なつながり・・・わかるような気がします。
私の祖母がいつも同じ電気店で買い物をしていたのですが、その電気店は、アフターサービス(困った事があったら、電話すると、自宅まですぐにやってきて、問題解決してくれる)が当然(無料)で、祖母は、テレビのリモコンの操作の仕方まで習っていました。商品の値段は正価で、決して安くは無かったのですが、祖母には、「いつでも電話すれば、お店の人がやってきてくれる」という安心感があったようです。でも、私は、「余所者」なので、とてもそこでは買い物できなかったです。田舎のお店は余所者にはちょっと難しいですね…。(昔、私が祖母の家の近所の雑貨屋のようなところで、祖母に頼まれて熊手を買ったとき、支払いの前に、私が「どこの誰か」を言うまで、お店の人は熊手を渡してくれなかったんですよ…お金はちゃんと払っていたのに…私は余所者だったので、品物を渡す前に身分確認していたみたいです…
***
閑話休題・・・長くなってすみません。
***
配送を共犯のように…状況が想像できます。本物の余所者なら、買わなくてもOKかもしれませんが、一旦「住民」として認識されてしまうと、いろいろ拘束されそうです…。田舎は見ていないようで、皆、見ているんですよね。田舎だと、ぷらぷらひとりで歩いていた(つもりだった)のに、垣根の向こうでだれかが見ていて、「あそこの人(=私)が一人で昼間から歩いていた、仕事が無いのだろうか」なんて噂が一日で広まったりします…怖いなあ、と思いました。でも、防犯を考えたら、安心でもありますよね。

なんだかとっても長くなってしまいました。取り止めが無くて、ゴメンナサイ。

Big Dipperさん
こんばんは!
教えて下さりどうもありがとうございます。m(_ _)m
7.5%だそうです…。3%がリミットなんですね。だから、担当者は解雇になったんですね…7.5%というと、その2.5倍以上ですものね…。(お金のことは基本的なことから仕組み・用語まで全然わからないのですが…自分で、「どうしてここまでわからないで暮らしてこれるんだろう」と思います。
「独占企業」「公共性」・・・確かに、田舎で一軒だけの自動車販売店で、アメリカインディアンの人たちに車を売る数少ない販売店ですから、貴重ではあったんですよね。
解決策が良いものであってほしいです。

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