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2011年7月20日 (水)

食事について。健康に関連して。生産的と見るか否か・・・

ぐちゃぐちゃなタイトルですみません。

食事についてです。役に立つ情報などはあまりありません。つぶやきと考えていただければと思います。

私の住んでいるところでは、水道水は飲用ではありません。一分以上、水を沸騰させてからでないと水は使い物になりません。ですので、水を使い放題の料理は避けなければなりません。(ちなみに私たちは、ボトル入りの水を買っています。ご近所さんは、大掛かりな(?)浄水システムを導入しているようです。)

そのうえ、農業が出来ない(はずはないと思うのですが!)と言われている土地なので、新鮮な野菜などの入手は難しく、腐っている食べ物が売られていることもあります。缶詰なども、開けてみたら、腐っていた、ということがあるようです。パンも腐っていた事があります。ですので、肉・魚などを買うのに、勇気がかなり要ります。

***

これだけ、環境にいろいろあるなか・・・

夫が健康に不安があるらしく(現在は全く健康なのですが)、肉・油・脂・塩・砂糖はできるだけ避けています。

しかも夫はワンプレート料理(お子様ランチやお弁当などのような一皿に全てのっているような盛り付けの料理)が好きなのです・・・

最初のころはそういうことがわからず(というか、夫がそういうことを言わなかったので)、苦労しました。私は、小鉢に幾つかつまむものを、皿に主菜(?)を、それにごはん、汁といったものや、サラダ・スープ、主菜、デザートという感じのものに慣れていたので、夫が食事を前に、戸惑った様子を示すのが、私の料理(が下手なこと)にたいする嫌悪感なのだと思って、すごくショックでした。外食したときに、夫が「おいしい」と言った料理をまねしてみたり、るぅさん(夫の母)が作るレシピをまねしたり、いろいろしたのですが、夫はなんとなく不満そうでした。

***

結婚してしばらくしたあるころから、夫がふとしたときに、ぽつりぽつりと、健康状態についての不安を話し始めました。夫は見た目は健康そのものなので、私は、まさか、そういう不安を感じていながら(というか、医者に食事・健康に気をつけるよう言われつつ)、食事をしているとは想像もしませんでした。結婚前に健康状態について質問したときも、「問題はなにもないよ」と答えたので(実際問題は無かったのです。ただ、不安だけ、ということで。)・・・。そのときに、もう少し踏み込んで「お医者様から何も言われない?」とでも聞いておけばよかったのかな、と思いますが、そこまで私が疑心暗鬼になるような様子をしていなかったのです・・・。なにはともあれ。

そのような話を聞いてから、食事は全て切り替えました。肉よりも、魚、魚よりも、豆・豆製品といった感じで、それと野菜をメインにしました。塩・砂糖の類は使わないようにしました。

そうしたら、夫は、なにか吹っ切れたのか、小鉢に盛られた料理はいやだの、サラダが多いだの、ごはんとおかずが一緒の皿が良いだの、いろいろ注文を出してくるようになりました。そういう注文に対して、譲歩と話し合いを続けながら、現在までやって来ています。

***

正直な感想として、塩・砂糖のない食事はやはりおいしくないのではないかなと思います。もともと、私は料理上手ではないでしょうし・・・野菜でブイヨンもどきを作って、いろいろ頑張ったり、スパイスをいろいろそろえてバリエーションを出したりしていますが、やはりパンチが足りないような気がします・・・でも、夫にとって、外食や(夫の)実家で食べる食事は特別で、家で食べる食事は長生きのため、という感じなのだろうなと思います。こういう料理のお陰で(と夫は言っています)、夫の健康状態はかなり改善したらしいです。

夫に、料理のたびに、大体どれくらいの塩分が食事に含まれているか、などを話すと喜んでくれます・・・また、たまに、菓子などを作ることもあるのですが、そのとき、どのくらい食べても平気かなど話すと大変気持ちよく菓子を食べられるようです。

***

また、料理を生産的(?)と見るか、消費(?)と見るか、ということで、学ぶ事がありました。夫にとって、食べ物は、買ってくる、料理する、食べる・・・といった感じで、あまり、生産的なことではなかったのです。いろいろ材料を買ってきて、凝った料理をすることが、得に結びつかず、むしろ、調理時間や支払いの必要な「浪費」や「趣味」に結びついていたようなのです(これに気づいたときはショックでした・・・)。私はたまに2時間以上かけて煮物(?)などを作ったりするのですが、それは「私の楽しみのため」であって、夫の食べる喜びにはかならずしも繋がっていなかったのです・・・。もちろん、私の料理を夫はおいしいと言ってくれるのですが、それは、30分で簡単に作ったカレーでも、いろいろやって作ったカレーでも、ほぼ同じだったのです・・・

夫に、違いを感じろ、というのは無理な話です。食べるときには、どちらも同じようなものですし。(私には違いがわかりますが・・・)

***

こういう食生活のお陰で、食費はなんとなく抑えられています(良いことなのか悪いことなのかよくわかりませんが)。調理時間が短くても何も言われません。というか、キッチンにいる時間を、夫のそば、夫の仕事部屋のソファで、ぼやっとすごす時間にまわしたら、夫がなんとなく機嫌が良いです。仕事の邪魔はされたくないと思うので、何も話しかけたりしないのですが・・・夫にとって、私がキッチンでいろいろ料理を(夫の為に)するよりも、夫の部屋でぼやっと(考えごとに熱中してたまに夫のことなど忘れているのですが・・・)過ごすほうが、嬉しいようです。

***

昔、夫の実家の味をまねしたほうが良いとか、料理上手は良いとか、いろいろ話を聞いたものですが、私たちの場合は、そういうのには当てはまらないようです。なにはともあれ、楽ができます。よかったです。

なんかごちゃごちゃした文章ですが、ここでおしまいにしたいと思います。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

隣に居るだけで良い・・・この感覚は僕の場合、男ですね
安心感、安らぎを感じます、会話は入らない
その時間は限られたものとしか通用しない
何とも説明できない時間、距離は感じるけど・・・
続くんですよね、この関係

興味ある話をありがとうございました。
確かにね。男の人は、手間をかけて作っても、そうでなくてもそんなに変わらないのかもしれない。
手間をかけないのは申し訳ないと勝手に自分で思っているのかもしれない。
好きなものが食卓に上がればそれで満足なのかな??
言われてみれば、いろいろ手間暇かけて作ってるのは私の楽しみだし、趣味でもある。
それを相手に押しつけてるってこと??
西洋の料理には砂糖は基本使わなそうですが、油、塩を使わないで料理するのは大変そうですね。
でも、健康的

mid night 7さん
こんにちは。
続きますか・・・
確かに、夫は、たぶん男の友人と喋る感じで、私に向かって喋っているようです・・・でも、私は、女の友人と喋るような感じで、夫とは(まだ?)おしゃべりできません・・・
まあ、きっと、どこも、こんな感じなのだろう、と思うようにしています。実際は、よそのことは全然知らないのですけれども。

かっつんさん
こんにちは。
きっとかっつんさんの料理なら夫も大喜びで食べるのではないかな、と思います。いつ見ても、おいしそうです。
***
料理って、具材や調理法などとの関係だけではなくて、作る人と食べる人の関係など、いろいろなことが複雑に絡んでいる作業だなあ、と思います。
***
結婚当初は、訳がわからないまま、ショックの連続で、すごく悲しかったり、辛かったりしましたが、今は大丈夫になりました。
今日は、自分の為に、市販のパイ生地と缶詰の餡を使って、簡単なパイ菓子のようなものを作ってみました。結婚当初だったら、夫の反応を気にしたことでしょうが、今では、夫が食べるなんて考えもせずに作ることができます。見た目はかなり悪いですが、おいしかったです。
***
私の作るものは、健康的でしょうか・・・かっつんさんにおっしゃってもらえてすごく嬉しいです。
とはいえ、実際毎日食べるとなると、健康だけを気にして料理するのはなんだかつまらないです。ジャガイモの煮付け(醤油・砂糖使用)など、夫のいるところでは、作れませんし・・・。夫の出張を狙って作っているのですが、なんだか、変な感じです

気合いを入れて手間のかかるお料理を作ったのに、あまり喜んでくれないとがっかりしますね~
塩や砂糖を使わないお料理は、かなり難しそうです
でもそれで調子が良くなるなら、健康にいいということですね
うちの実家の父や夫がそうなんですが、男の人って、見慣れないものや自分に分からない料理は、食べないような傾向がありませんか?
これは健康にいい食べ物って説明したらいいのかな。
自分の食べたいものを作るって、割り切ったらいいんでしょうね、きっと

イルカねこさん
はい。がっかりです・・・
「自分の食べたいものを作ると割り切る」・・・たぶん、その通りですね。料理を家族に褒めてもらえるともっと嬉しいのですが~。
***
「見慣れないものや自分のわからない料理は、食べないような傾向」・・・あります!まさにその通りです。
なので、夫には、誰々さんの旦那さんが好きなんだって、とか、なんたらかんたら(理由)で健康に良いってテレビで見た・本で読んだから試したの、とか、いろいろ理由・説明をつけます。そして、「食べてどう思うか教えて」と頼んでしまいます。そうすると、けっこう食べてくれます・・・
あと、それなりに効果があるのは、「子どものまえで」でしょうか。子どもが好きな・食べられる料理だと、いやだと言えないようです。「食べられないの」なんて(小さな子どもに)聞かれるたりすると、食べます・・・
それから、けっこう、効果があるのが、私が「あなたが食べられないのなら私が食べるから心配しないで」と言うことです・・・妻に食べられて、自分が食べられないとは(くやしい)と思うのでしょうか・・・
そういえば、ひとつ思い出したことが・・・夫は「あんかけ」がだめなので、麻婆豆腐が食わず嫌いだったのです。ところが、私の家族との食事で、麻婆豆腐を食べてしまったのです。(余程緊張していたようです)そして、おいしいと思ったらしく、その後いろいろあったのですが、なにはともあれ、それからは麻婆豆腐だけはOKです。「よそ事に気をとられていると、食べ物の好き嫌いのことなど忘れるんだ~」とちょっと発見でした。

今晩は! 
大変遅くなりましたが、少し気になっていたので、コメントさせて下さい。

結婚して生活するというのは、実は大変なことなのだと思います。
異なった生活習慣で育ってきた二人ですから、食事に、あるいは余暇に、あるいは付き合いにと、家庭ごとに重点の置き方が違うのだから、いずれその違いにお互いが気づくと思います。

生産的に見るか消費的に見るかという違いも、結局育ってきた家庭の重点の置き方の違いではないかと思います。その上で、意外と男は食べ物に保守的で、年をとるたびにお袋の味に郷愁をもちがちです。

それとご主人がワンプレート料理を好まれるのは、簡単な食事を望んでいるだけでなく、きいろひわさんが食器を洗う手間をかけているのを少しでも減らしたいと思っていることはないでしょうか。 
我が家でも私は食べるだけで何もお手伝いしないので申し訳なく思い、ワンプレーに盛ってくれてもいいよといったりしてします。

それから確かに、あまりこった調理をしても分からない男性も多いと思います。そういう男性は割と、食事自体を楽しむことより、食事をしながら話すことに重点をおいているのではないかと思います。

あまり食べなれていなかった料理や食材にも、きいろひわさんがされたように、ご主人のやり方にあうような説明をしていくことで、解決されてきたことは素晴らしいと思いますよ。

ただ健康的配慮で淡白な食事だけになるのも長続きは難しいから、1品2品はきいろひわさんの好きな料理もくわえても良いのではないでしょうか。
我が家では私が淡白な食事を好むほうですので、時折はワイフに合わせてお肉たっぷりの食事にしています。

塩加減は元来大阪育ちの私は少々濃い目の味付けが普通でしたが、現在ではワイフの京風の極めて薄味になっていますが、じわじわと慣らされたようです。
ただこれには血圧の高めの私には必要なことと割り切ってもいますが。

プロフユキさん
コメントをありがとうございます。
おそらく、プロフユキさんのお考えになっていることと同じことを夫は考えているのだと思います。夫に「ワンプレートは洗うのが楽だよね」と以前言われたことがありますし、食事中夫はかなり喋ります。食べ物の好みについては、おそらく、そのうち、夫の母の料理の味に戻るのかな、と思っているのですが・・・(夫が医者に、食べ物に気をつけるよう、きつく言われたのが、結婚前、実家で食事をしていた時期だったので、夫は自分の母親の料理は健康に良くないのでは、と疑っている節があります。)
私好みの料理についても、これからは少し増やしてみてもいいかもしれませんね。ありがとうございます。慣れるまでは、夫用と、私用と、料理を別々に作るのは少し面倒かもしれませんが、試してみようと思います。
それから、私の夫も、プロフユキさんと同じで、薄味の料理を食べ続けたせいか、薄味には大分慣れたようです。そして、たまに食べる濃い味の料理が、美味にも、奇妙にも、感じられるようです。

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