てぃと動物病院
てぃは年に二回ほど定期健診のため動物病院にいきます。てぃは動物病院が(
たぶん)大嫌いです。ということで、動物病院に行ったときの話をします。
いまからけっこう前の話です。
るぅさんがてぃを動物病院に連れて行くというので、私もその動物病院に用があったので、誘われて、一緒に行くことにしました。夫にも付いてきてもらいました。
てぃはゲージに入れられて、車に乗せられました。てぃはものすごい大声(「な」に濁点をつけたような低いうなり声のような鳴き声)で鳴き続けました。るぅさんは「てぃが安心するように」とてぃの入っているゲージに毛布をかけました。それでも不満そうな声は止みませんでした。
動物病院に着くと、てぃは大人しく、静かで、待合室で隣になったわんちゃんとアイコンタクトで挨拶をしたりしていました。
私は用事が済み、夫とるぅさんに誘われたので、てぃの診察についていくことにしました。正直な感想ですけれど、私は診察があまり好きではない、というか・・・犬や猫が不安そうな、深刻な表情をしているのを見ると、悲しくなってしまうので、できれば診察は遠慮したかったのですが、でも、そんなことはなかなか大の大人が言えることではないので、頑張ってついていく事にしました・・・
そして、いざ、診察です。
てぃは診察台に載せられました。そして、一瞬もしないうちに、てぃは診察台に張り付くてしまいました。私はびっくりしました。犬はこんなふうに診察台にぴったりくっつく事はできないと思います。犬は脇が硬く、猫は脇が柔らかいのだと思います。さすが猫だと思いました。
様子は、ピョートル君(子羊のぬいぐるみ)に演じてもらいます。以下のような感じです。似ていませんでしょうか・・・
獣医さんが「いつもこうなんですよね」と言って、聴診器が当てられないでいたので、私はてぃのおなか近くをなでてみました。私と一緒のとき、てぃはこうやると自動的に(?)おなかを見せてしまいます。このときも私がおなかをなでたら、少しおなかが持ち上がったので、その隙に獣医さんが聴診器をおなかのほうへ差し入れました。でも、一瞬のうちにてぃのおなかは診察台に張り付いてしまい・・・獣医さんは、「大丈夫」と言っていましたが・・・本当に大丈夫だったのかよくわかりません。
そのあと、獣医さんは、てぃの背中の毛にブラシを通しました。そして、「傷がありますね」と言いました。毛にはフケのようなかさぶたとその破片が付いていました。るぅさんは「え、しらない・・・(ゴニョゴニョ)」と口ごもってしまいました。獣医さんはちょっと(?)語気を強めて、「でも、これだけ出ていますよ。どこかに傷があるはずです。」と言いました。私はてぃのせなかのしっぽ近くに傷があること、それがなかなか治らないのを前々から知っていました。(でも、てぃは夫の実家の猫ですし、私が夫の両親にこういうことを言うのは、ちょっと微妙なので、何も言いませんでした。読んでくださる方にわかっていただけるとありがたいですが。)また、てぃがるぅさんにはブラッシングさせないことも知っていました。ですので、獣医さんにてぃの傷について言うべきかどうか迷ったのですが、ちょっとだけ、獣医さんの様子が怒っている(あきれている)みたいだったので、私のほうで、「てぃの背中のここに傷があるんです」とてぃの背中の傷のある場所を獣医さんに言いました。獣医さんは、「あら、本当」と傷を確認して、それで、おしまいになりました。
獣医さんが傷を確認しようとしている間、てぃは診察台に張り付いたまま、匍匐前進するみたいに私のほうに近づいてきたので、獣医さんがぐぃっとてぃを元の場所に引っ張って戻しました。
私は、るぅさんのほうが見られなかったです・・・
そのあと、てぃの定期健診についていくことはないのですが、今も定期健診のたび、てぃは診察台に張り付いているのかな、と思います。
***おまけです。***
この前、山歩きをしたときの風景から何枚か写真を載せます。
ビーバーの作ったダムです。
ビーバーが切り倒した木の切り株です。
拡大します。
毎度の事ですが、これらの写真の撮影された場所などは申し上げられません。ご理解・ご協力お願いします。
最近のコメント