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2010年12月23日 (木)

ピエール・ファラルドーの言葉 引用を訳しました 17

http://www.independance-quebec.com/falardeau/frame.php

から引用しました。

« Des Elvis Gratton y en a mur à mur au Québec. Aussitôt qui en a un qui meurt.y en a mille qui sont prêts à prendre sa place!¨

エルヴィス・グラトンみたいなやつはケベックにわんさかいる。一人死んだとなると、その後をすぐに継ごうとする奴がごまんといる。

エルヴィス(エルビス)・グラトンとは、ピエール・ファラルドーが、ジュリアン・プーランと一緒になって作り上げた登場人物です。ジュリアン・プーランが演じています。映画シリーズが3作(一作目は短編映画を組み合わせたものですが)あり、さらに、ピエール・ファラルドーではない方が映画ではなくテレビシリーズを制作しました。映画でもテレビシリーズでも、エルヴィス・グラトンはいつもジュリアン・プーランさんが演じています。

エルヴィス・グラトンは、ケベックの連邦主義者で、ケベックの中小企業経営者(「大きな自動車修理工場を経営している」と本人は言いますが)です。カナダについての知識がないにもかかわらず、彼はカナダを称揚し、ケベック独立主義者を毛嫌いします。エピソードごとに、さまざまなおろかな行動、みっともない振る舞いをします。そこには、ケベックの人々の振る舞いが反映されているのですが、一般的には、「品がなくて、みっともないケベックの人の典型」という感じで理解されているようです。

私は映画を主に見たのですが、言葉遣い、振る舞いなど、見ていると、面白いですが、やはり、「いやだなあ、みっともない」という気持ちが先立ちます。

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