国立歴民博の展示を見て 旅と遺書
少し前に、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館に行って、展示を見てきました。私には専門的知識などないので、単なる観光目的でした。ですので、博物館内をぐるりと回って、近くの森を歩いて・・・という感じで、のんびり過ごしました。
博物館では常設展示のほかにも、特別展示もありました。特別展示は武士についてだったと思います。
それらの展示で展示されている品にはいろいろありましたが、そのなかで一つ記憶に残ったものについて書こうと思います。それは、日本人のハワイ・北米大陸方面への移民を扱った展示のなかにあった、手紙か文書(ここら辺よく覚えていません)です。「遺書」と題されていたのですが、英語では、「渡航に際し決意をしたためた文書」といったような説明がついていました。
昔は旅が命がけだったから、渡航(移住)の失敗は許されなかっただろうから、とふと思いましたが、今でも、「旅」は完璧に安全とは言い切れないな、と思いました。道中の事故だけではなく、行った先での目的達成(観光にしろ、勉強にしろ、就労にしろ・・・)も考えると、いまでも、日常行きなれた場所ではない場所への「旅」、そこでの滞在は命がけだな、と思いました。
ロシアがソビエト連邦と呼ばれていたころ、飛行機の旅が怖かったことなどを思い出し、そのあと、9月11日のことを思い出し・・・最近のことでは、知り合いがハイチの地震に巻き込まれたことを思い出しました。そして、私自身が旅立つ前、自分の持ち物や仕事などについて、私に万が一のことがあったときどうしたらいいか、毎回指示(?)を出していることを思い出しました。
当然のことのつもりでしていましたが・・・結局のところ、旅を前にして感じる気持ちに関しては、昔の人と今の私の間にたいした差はなさそうです。なんだか、昔の人と気持ちが近くなった感じがしました。
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生まれた所に帰って来る習性、水が呼ぶのかな?水が変わると体調も変わりますね。リズムの変化に順応できる健康な体、大切にね。不安を感じるのは余裕から出て来たと思ってみたら、どですかね ニコッ
投稿: mid night 7 | 2010年12月16日 (木) 20時53分
mid night 7さん
そうですね。(^^)
水は、やはり重要だと思います。匂い、手触り、味、舌触り、匂い、場所によって違いますよね。場所によっては色も違う場合もあるようですが…(^^;)ふるさとの匂いは水からもしますね。
健康である事はありがたいですね。そして、不安を感じるのは余裕から出てきたとも、確かに、考えられそうです。
ありがとうございます!(^0^)
投稿: きいろひわ | 2010年12月18日 (土) 02時06分