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2010年12月28日 (火)

ピエール・ファラルドーの言葉 引用を訳しました 22

http://www.independance-quebec.com/falardeau/frame.php

から引用しました。

"Au-delà des lettres de Chevalier de Lorimier, il y a son combat. Et nous devons apprendre les leçons de l'histoire pour ne pas répéter les mêmes erreurs."

シュヴァリエ・ドゥ・ロリミエの手紙の向こうには、戦いがある。そして、同じ間違いを犯さないように、歴史の教訓を学ばなければならない。

シュヴァリエ・ドゥ・ロリミエの手紙とは、1837年から38年の蜂起のときに蜂起し、捉えられ、処刑されたシュヴァリエ・ドゥ・ロリミエが獄中から発表した手紙で、本も出ていますし、ケベック(州)のモンレアル(モントリオール)にあるCentre d'exposition La Prison-des-Patriotes (「ラ・プリゾン・デ・パトリオット(愛国者達を閉じ込めた牢獄)展示センター」 

http://www.museesmontreal.org/main.php?i=36&t=musees&d=1&l=f& )

などでも、内容を、たしか、知ることができます。このラ・プリゾン・デ・パトリオット展示センターは、1838年当時には牢獄で、名前の通り、愛国者達を閉じ込め、そのうちの何人かは処刑されました。処刑した場所も残っています。昔、行ったとき、ガイドの方がそこまで案内してくれました。そして、処刑の様子もしっかり教えてくれました。

ファラルドーは、シュヴァリエ・ドゥ・ロリミエを主人公にした『1838年2月15日』 15 février 1838 という映画を撮っています(2001年公開)が、ここで彼は、シュヴァリエ・ドゥ・ロリミエの人生の最後の数日(24時間らしいけれど・・・?)を扱っています。この映画は、高い評価を受け、2002年の「ジュトラ賞 Prix Jutra 」で、主演のリュック・ピカール Luc Picard をはじめ、役者や演出(?)などで多くの賞を授けられました。この映画に、『エルヴィス・グラトン』シリーズで主役のエルヴィス・グラトンを演じているジュリアン・プーランさんが出ていますが、司祭の役です。シリアスな役柄なので、若い人などはそのギャップに思わず笑ってしまうようです・・・

簡単な説明は、ウィキペディアにある「15 février 1839」

http://fr.wikipedia.org/wiki/15_f%C3%A9vrier_1839

にあります。フランス語ですが・・・

シュヴァリエ・ドゥ・ロリミエは、当時の映画評によると、「悲劇の英雄過ぎる」ようだとされていたようです(?このあたり、印象です)が、今、外国人の私が見ると、どちらかというと、なよなよしているように見えます。日本でも、この映画が舞台となっている時代に、たくさんの人が、貧しい人々の為に命を落とすようなことをしましたが…この映画の時代はちょうど江戸時代ですが、江戸時代にお上に反抗した人たちは、シュヴァリエ・ドゥ・ロリミエのような感じで、自分の奥さんが牢獄に見舞いに来て、大泣きして、云々、なんてことはなかったのではないかなあ、と思います。それぞれ、場所も歴史も違うので、比較にそもそもなりませんが。でも、比較してしまいます…日本史にも世界史にも強くないのですが…

この引用した文で、ピエール・ファラルドーは、同じ間違いを犯さないように、歴史の教訓を学ぶべきだと主張しています。「同じ間違い」とはなんでしょう、計画の不備でしょうか…それとも…?確かに、愛国者達は綿密に蜂起の計画を立てていたわけではなく、なし崩しのうちになんとなく蜂起になってしまい、当局に制圧されてしまいましたが…歴史に詳しい人ならもう少し何か言えるのでしょうが…

ピエール・ファラルドーは、独立主義者ですが、映画の内容において歴史的事実を捻じ曲げはしていないようです。私も見ていてそう思いました。普通のおっちゃんたち(勿論例外的な人物はいますが)が、イギリスの支配になんかむかついて騒いだらつかまってしまった・・・という感じがあちらこちらから感じられます。

ウィキペディアによると、この映画は内容が内容なだけに、カナダ政府からの補助金を受けられなかったそうです。別に、嘘を描いているわけではないと思うのですが…カナダ政府から見たら嘘っぽいのでしょうか?この映画はケベック独立派のプロパガンダにも見えませんが…日本でもこういうことがあるのでしょうか?(このあたり、わからないことだらけです・・・)

「15 février 1838」は日本で入手できる映画ではないかもしれませんが、機会があったら、見てみてもいいのではないかと思います。でも、ケベックに旅行したときに、観光で疲れた夜にこんな映画のビデオを見るなんて、酔狂ですよね、きっと。

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