多分日本で初めての紹介? ピエール・ファラルド-さん ケベックの映画作家 その1
ピエール・ファラルドー Pierre Falardeau (1946年12月28日生 2009年9月25日没)さんは、ケベッコワの映画作家・作家・コメンテーター・独立主義者で、フランス語で活動なさっていました。おそらく、彼の作ったエルヴィス(エルビス)・グラトンやメオというキャラクターで、日本では知られているかもしれません。ひとつだけ、エルビス・グラトンに言及したブログを見つけたので。
去年、癌にてお亡くなりになられましたが、ケベックの世論(?)において彼の発言は結構物議をかもす事が多く、有名でした。ケベックのことはよく知らないのですが、知り合いがいるので、伝え聞きと自分で調べた事を中心に書きます。
詳しくは、ウィキペディアなどをご覧下さい。
http://en.wikipedia.org/wiki/Pierre_Falardeau(英語)
http://fr.wikipedia.org/wiki/Pierre_Falardeau(フランス語)
当然のことながら、この方についてはフランス語でのほうが詳しいです。
それから、この方についての公式ホームページです。http://www.pierrefalardeau.com/
この方は、日本人の間ではきっと、日系カナダ人の(環境保全を訴える活動家?)デヴィッド・スズキさんが、2008年頃「ケベック人は保守党に投票した」という発言をしたのにたいし、(ケベックの人はブロック・ケベッコワに投票している場合が多いのは周知のことのはずなので、おそらくスズキ氏の軽はずみな発言にいらだったのでしょう。ケベックでは、「かつて」独立主義者は保守党に投票する傾向があった(連邦主義者は自由党に投票します)のは事実ですし、ブロック・ケベッコワの設立の経緯(ウィキペディアなどご覧くださいhttp://fr.wikipedia.org/wiki/Bloc_qu%C3%A9b%C3%A9cois)からもそれがうかがえると思うのですが、なにはともあれ) petit japanouille à barbiche (山羊ひげのチビ日本人 ???訳せません。)と書いてしまい、ケベックで大反感をかっていました。ラジオ・カナダの人気テレビ番組「Tout le monde en parle」(みんなが話題にしている???訳せません。)で、ギ・A ・ルパージュ Guy A. Lepage に突っ込まれていましたし。(ギ・A ・ルパージュについては、いつか、Rock et Belles Oreilles(RBO)の記事で触れるかもしれません。)
蛇足かもしれませんが、デヴィッド・スズキ氏についてはウィキペディアに記事がありました。http://en.wikipedia.org/wiki/David_Suzuki(英語)
こういう風に書くと、「ピエール・ファラルドーさんはアジア人嫌いなのかな」と思われるかもしれませんが、彼の場合は同郷の人に対しても(同郷の人に対してのほうが?)容赦ないです。詳しくはウィキペディアなどをご覧下さい。(酷いなあ、と思われるかも。)
その2に続きます。
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