聞くと危険? 日本初紹介かな、プリュム・ラトラヴェルスさん ケベック その8
このようにして、プリュム・ラトラヴェルスの音楽は、長いこと社会的事象として考えられてきたのですが、筆者のシルヴァノ・トランブレ博士によると、現在では、プリュム者にとってのみならず、非プリュム者にとっても、社会の害悪と考えられるとのことです。だから、非プリュム者は、権利を要求しているのだそうです。
非プリュム者の要求しているのは、プリュム・ラトラヴェルスの音楽を(例えば、バスや列車において)禁止する規則を守ることだそうです。そして、この規則をあらゆる公共の交通機関と公共の場所における禁止という形に広げてほしいのだそうです。プリュム・ラトラヴェルスの音楽は、この一連の記事の最初に書いたようにラジオでもよく流れるので、どこで禁止されているのか見当もつきませんが…
非プリュム者は、心の健康を選び、心の健康を享受する権利があるのだから、プリュム者による、おそらく意図的ではないが、確かな攻撃に対して、抗戦する決心をした、と筆者のトランブレ博士はまとめます。そして、「共通の利益はどこにあるのだろう。どちらがもっとも攻撃的なのだろうか、自分のいるところではプリュムしないでほしいと求める非プリュム者だろうか、それとも他人の頭を汚すプリュム者だろうか。」と問いかけて、文章を締めくくります。
何がなんだか、わからない文章ですけれど、プリュム・ラトラヴェルスの音楽は、食事をするときやおやつを頂くときには聴かないほうが良いかな、と思います。
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